僕の証(体質、症状)は、血虚でした。酸素や栄養分を運ぶ血液が不足しているとのこと。
血液をいっぱい使う場所に血が不足すると、、、、
肝臓:解毒ができなくて、だるい、疲れやすい
筋肉:筋肉痛、こむらがり
目、耳:疲れ目、目がかすむ、耳が聞こえにくい
子宮・卵巣:生理痛、不妊
頭皮:白髪、脱毛
脳:物忘れ、不安、不眠
光和堂薬局の堀口先生の動画貼り付けておきます。
血虚を改善する生薬漢方薬
血虚を改善する漢方薬は補血剤(ほけつざい)と呼ばれます。補血剤とは主に地黄(じおう)、芍薬(しゃくやく)、当帰(とうき)、阿膠(あきょう)、竜眼肉(りゅうがんにく)、酸棗仁(さんそうにん)などを豊富に含んだ漢方薬です。多くの場合、補血剤には血を補うだけではなく、後述する血を巡らす生薬もあわせて配合されます。この理由は、血は存在するだけではなく、しっかりと全身を巡ることによってはじめて身体を栄養することができるからです。
瘀血を改善する漢方薬
瘀血を改善する漢方薬は活血剤(かっけつざい)と呼ばれます。しばしば活血剤は駆瘀血剤(くおけつざい)とも呼ばれます(中医学では活血剤、日本の漢方では駆瘀血剤と呼ばれることが多いです)。
活血剤とは主に当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、桃仁(とうにん)、牡丹皮(ぼたんぴ)、紅花(こうか)、延胡索(えんごさく)、大黄(だいおう)などを多く含んだ漢方薬です。瘀血は気滞によって引き起こされることがとても多いので、活血剤には気の巡りを改善する生薬が一緒に含まれるケースが多いです。